改変Rコマンダーとは,RをベースにしたRコマンダーのメニュー画面を改変し,医学研究で良く用いられる統計手法を追加したものです.ほとんどの手法は,RもしくはRのパッケージに備わっている一般に公開されているコマンドを利用しています(下記技術解説参照).いままで数多くの研修会で活用し,動作エラー等を改善して現在に至っています.
Rの信頼性は,統計計算のうえでは市販のソフトウェアを超えて世界トップレベルであり,解析結果は世界の学術論文に公開しても問題はありません.むしろ,普及率の低い統計ソフトウェアやMSエクセル(一例としてここ)を活用したプログラムは問題が起こる可能性があります.
誰でも無償で信頼度の高いソフトウェアが活用できる時代に,わざわざ有償で誤った結果を出力する疑いのあるソフトウェアを使用するのは,専門家として大きな問題となるでしょう.
この機会にぜひ,ご活用ください.
※上記は,Excelを全否定するものではありません.統計的検定の一部で不具合がある可能性を示唆しているだけです.出典も古いので現状では改善されているかもしれません.しかし依然として疑いが残ります.Excelの方がシェアも広く,汎用性も高く,使用に慣れている人も多い現状で,世界の統計学者を始めるとする統計解析者がなぜ統計解析でExcelを使用しないのか?確かに専門的なシミュレーションでRは作業効率が優れていますが,簡単な統計的検定でさえ,Rを使うのには理由があると思います.管理者は具体的な問題を指摘するまでに確認しておりませんので,今後確認次第,掲載します.
★発売中 Rコマンダーで簡単!医療系データ解析(東京図書),2021年4月刊行
→ Amazon:Rakutenブックス:紀伊国屋書店
★改変Rコマンダーの技術解説(作成中)
○検査診断値を計算するexcelファイル ここからダウンロード
〇効果量rをd,dをrに換算するexcelファイル
○リハビリテーションリサーチメソッド研究会主催研修会
複数の講師で改変Rコマンダーを使用した研修会を行っています(医療従事者[医師,看護師,PT,OT,ST]向けですが,それ以外も参加されており,初心者向けの簡単な内容です).
○アイラーニング研修会
IBM SPSSとともに改変Rコマンダーを使用した講習会も行っています(医療従事者[医師,薬剤師,看護師,PT,OT]向けですが,それ以外も参加されており,初心者向けの簡単な内容です).
2023年11月からR4.3.2バージョンとなりました.下記更新情報の最新日以降にダウンロードすれば最新です.EMG波形処理ができるプログラムも新設されました.使用方法は後日マニュアルを掲載します.
Ver4.2.2からは,EMG波形を処理するプログラムも入りました.Excelに保存されているEMG波形のグラフ,積分値,平滑曲線,フィルター処理,FFTが行えます.
★更新情報 (新しい情報が表示されないときは下画面上で右クリック→フレームの更新)
【最新バージョン】
R4.3.3バージョン【2024/3/9 (64bit OS)】
R4.3.3バージョン (別サーバー.上記と同一ファイルです)
※ダウンロード時に警告が出る場合は,ダウンロードからインストールまでを参照
【旧バージョン】 ※以下は古いバージョンです
R4.3.2バージョン【2023/11/16 (64bit OS)】
R4.3.1バージョン【2023/9/27 (64bit OS)】
R4.3.0バージョン【2023/5/24 (64bit OS)】
R4.2.3バージョン【64bit OS】)
※WindowsOSが10以前だと上のプログラムは動作しない場合もあります.
そのときは3.6.3バージョンを使用してください(最新ではありません).
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@ダウンロードからインストールまで
セキュリティの制限でうまくできないとき
Aインストールの手順
Bインストールしたのに,前バージョンのRが起動する.メニューがRコマンダーのまま,改変Rコマンダーをアンインストールして,他のRコマンダーを入れても改変Rコマンダーのままというときは,こちらを参照して下さい.多くは,以前にインストールしたRコマンダーの名残が邪魔をしているので,それを削除します.
※もし,解凍を途中で中止してしまった場合は,出来上がった Modified_R_Commander ●.●.● フォルダをすべてゴミ箱に捨てて,再度,始めから解凍してください.また,解凍したフォルダを別ドライブや,フォルダにコピー,移動しても正常動作しないことが多いです.
Modified_R_Commander ●.●.●.EXEというファイルがダウンロードされます(●はバージョンで数値が異なる).インストール手順は以下のインストール手順の資料に従って下さい.
★インストール手順の資料 ここから
★簡易版マニュアル (4.3.1版は作成中です.3.6.3版のマニュアルですが,基本操作は同じです)〇
Windows版は,USBメモリ内にインストールすれば,USBメモリを他のPCに挿して同環境で解析できます(データもすべて再現されます).
起動しない,起動したがメニューが出ない等の基本的な動作の障害は,改変Rコマンダーが正常にインストールされていない,OSのシステムの問題がほとんどです(改変Rコマンダー自体の異常は考えにくい).以下を参照してください.
@再度ダウンロードして解凍する(2,3回は試してください)→時間がかかるが最も手っ取り早い方法
Aいったん解凍したフォルダを,他ドライブにコピーまたは移動しない
BできればCドライブや日本語フォルダの下などにはインストールしない
COSが古い(改変Rコマンダーバージョン3.6.3を使用してください)→Windows10以上を推奨
Dまれに別バージョンのRがあると正常動作しないときがあります.この場合はアンインストールしても作業フォルダが残って正常動作しなくなります.→ ここを参照
EUSBメモリによっては相性の悪いものもあります.別のUSBメモリ,ドライブに解凍してみて下さい.
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Windows版の改変Rコマンダーで追加したプログラム,使用関数は同一です.一部制限があります.また,最新バージョンではありませんので,Wimdows版よりも機能が劣ります.
注意点は下記も参照してください.
※現在,Mac版のバージョンは作業遅れのため,4.2.1で止まっています.更新の予定は未定です.最新の機能を使用したい場合,出来るだけWindows版の使用を推奨します.
★Mac版 情報
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インストールマニュアルは,下にもリンクされていますが,ダウンロードしたファイル内にも,インストールマニュアルのパワーポイントファイルがあります.
↓ダウンロードリンク
R4.2.1バージョン(NEW:最新バージョン2022/10/10)
appleシリコン(M1)でも動作するようです
注意:左上に出る「ダウンロード」というところをクリックしてください(フォルダではなく).
MacR導入マニュアル
上記,インストール手順の資料に従って操作すれば,初心者でもインストール可能です.
なお,OS10.3以上でなければインストールできないようです.
小数以下の値は,Windows版と異なることがあります.R自体の仕様の違いなので,どちらを使用したか明示すれば問題ありません.
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★簡易版マニュアルダウンロード
使い方は,Windows版,Mac版共通です.
手法を順次追加しており,一部画面の異なるところがありますが基本操作は同一です.
全ての手法を解説してません.全手法の解説版は改めて作成予定です.
石田 水里 (弘前大学大学院医学研究科)
楫野 允也 (NHO柳井医療センター)
福田 敦美
松田 陽子 (医療法人社団おると会浜脇整形外科リハビリセンター)
葉 清規 (医療法人社団おると会浜脇整形外科リハビリセンター)
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●Rに保存したデータをコピーしたい,バックアップしたい
Rは基本的に作業ファイルに関数,データ等の情報が入っています(binフォルダの.Rdataファイル).
原則は一つのRに読み込めば,そのPCのRだけでしか使用できません(USBメモリにインストールしている場合はそのUSBのみ).データはexcelで作成して,そのexcelファイルを保管しておくのが得策です †1.
●再ダウンロード・インストールしたい(バージョンアップ等)
まず現存の改変Rコマンダーのフォルダごとすべて削除してから再ダウンロード,解凍してください.それまで保存したデータは消えます.
●正常起動するのに,メニューの統計部分が不足している
こちらを参照して下さい.多くは,以前にインストールしたRコマンダーの名残が邪魔をしているので,それを削除します.
●改変Rコマンダーの使用許可等の連絡は不要で,自由に使用,再配布して結構です(追加メニュー部分は著作権放棄してませんので,追加メニューを変更して使用・配布する際には必ず作成者に事前連絡をして承諾を得てください).
許可なく改変Rコマンダーのメニュー部分を変更して第三者が再配布している場合は,著作権侵害に関わる可能性がありますので,ご一報ください.
なお,論文等には,「Windows(またはMacOS)版のR●.●.●(CRAN,freeware)」を用いた,または「Rコマンダー●.●.●を用いた」と書いてください.または,「改変Rコマンダー●.●.●(Windows版またはMacOS版)を用いた[本webページアドレス引用] と書いても結構です.
英語表記については,ここなどを参照して下さい.基本的にはE,Rコマンダー,EZRと同じですので,ソフト名をModified R Commander ●.●.●1) と置き換えれば良いでしょう.引用1)は本ホームページアドレスでよいです.(早急に英語版ホームページも作製しなければならないですが…)
特定の手法(信頼性係数の関係)については,「改変Rコマンダー●.●.●(Windows版またはMacOS版)[ホームページアドレス]を引用」と記載してください.
※●には各バージョンの数字が入ります
以上に従わない場合で発生した著作権問題,解析精度の保証についての責任はいっさい負いませんのでご了承ください.また,使用パッケージ名(関数名)の記載も求められるときがあります.詳細はマニュアル内を参照してください.
†1 データの保存はできるのですが,操作が面倒なので説明していません.
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○年一度ほど(夏季が多いです),複数の講師でRコマンダーを使用した研修会を行っています.2021年はWEB開催を予定しています.
○IBM SPSSとともにRコマンダーを使用した講習会も行っています.
○合同会社gene主催研修会で使用された資料の配布